第204回以前は未入力です。
全 2,828 件中、2281〜2310 件目を表示
| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 一切のお飾りなくも淑気満ち | 玲子 | 第217回 |
| 喪に過ごす常なる日々や去年今年 | 玲子 | 第217回 |
| 凍て土の鉢にものの芽生まれいで | 玲子 | 第217回 |
| 白椿別れし庭になほ白く | 玲子 | 第217回 |
| 三日早や和洋折衷残り飯 | 清美 | 第217回 |
| 初買や猫の好物籠に足す | 清美 | 第217回 |
| 一晩で暗示にかかる去年今年 | 清美 | 第217回 |
| 春待つや身体すっぽり重装備 | 清美 | 第217回 |
| 風花を口で受け止め幼き日 | 清美 | 第217回 |
| 風花をうながす谷の風吹きぬ | 忠文 | 第217回 |
| 花が散るやうに吹かれて冬の蝶 | 忠文 | 第217回 |
| 白絹の揺らぎのやうに雪吹かる | 忠文 | 第217回 |
| 風という気ままなるもの石蕗揺れき | 忠文 | 第217回 |
| 寒林の静寂は硝子めく脆さ | 忠文 | 第217回 |
| 境内にぽつりぽつりと寒桜 | 郁子 | 第217回 |
| 初詣コロナ旋風人まばら | 郁子 | 第217回 |
| 老の頬に未来夢見て初笑い | 郁子 | 第217回 |
| 風花の舞い散る姿淋しかり | 郁子 | 第217回 |
| 玄関に迎へてくれし葉牡丹鉢 | 郁子 | 第217回 |
| 「店じまい」札が一枚底冷えす | 暎子 | 第217回 |
| 風花やひとのまよひを知るごとき | 暎子 | 第217回 |
| 初御空撮鉄の待つ線路脇 | 暎子 | 第217回 |
| 人類はマスク姿ぞ年迎ふ | 暎子 | 第217回 |
| 寒椿この世の空気不味そうに | 暎子 | 第217回 |
| 風花や重き二言背に受けて | 睦子 | 第217回 |
| 初明り亡き人そこにゐるやうな | 睦子 | 第217回 |
| 寒落暉炎上寸前新都心 | 睦子 | 第217回 |
| スープ煮る圧力鍋や去年今年 | 睦子 | 第217回 |
| 寒旱遠く近くい「火の用心」 | 睦子 | 第217回 |
| よきことのなきすぐる年返り花 | みやこ | 第217回 |