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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 噛みしめる有線放送炎暑かな | 邦子 | 第212回 |
| 日雷手と手を触るるかくれんぼ | 節子 | 第212回 |
| 蛍袋灯して母のふところへ | 節子 | 第212回 |
| みそはぎや彼の世この世へ風の立ち | 節子 | 第212回 |
| 緑陰に憩ふ老人若きまま | 節子 | 第212回 |
| 御仏のお顔を拭ひ盆支度 | 節子 | 第212回 |
| 時間ごと猫のさまよう夏日かな | 清美 | 第212回 |
| 胸張るや勲章のごと蝉とまる | 清美 | 第212回 |
| ねこじゃらし空に振り上げ三拍子 | 清美 | 第212回 |
| この時代原爆の鐘鳴り響く | 清美 | 第212回 |
| 空蝉やあんばいようと願いたる | 清美 | 第212回 |
| 手を合わす祈りの多き八月尽 | 玲子 | 第212回 |
| 底紅や住む人のなき庭で咲く | 玲子 | 第212回 |
| 秋灯下手縫ひのマスク仕立ていて | 玲子 | 第212回 |
| 秋興やマスクを二つ手縫ひして | 玲子 | 第212回 |
| 空しらむ初風となる刻を待つ | 玲子 | 第212回 |
| 向かうから同じ方影使ふ人 | 忠文 | 第212回 |
| 程なくし芒は月に光りだす | 忠文 | 第212回 |
| 名の知らぬ草の穂波や河原風 | 忠文 | 第212回 |
| 手細工の動き止まるやはたた神 | 忠文 | 第212回 |
| 逆しまとなりて花選る目白かな | 忠文 | 第212回 |
| 皺多き吾が手を眺む八月尽 | 郁子 | 第212回 |
| 今朝の秋喉越し潤ふ熱いお茶 | 郁子 | 第212回 |
| 土地それぞれ色彩ゆたかかき氷 | 郁子 | 第212回 |
| 物忘れするも旨しよ茗荷汁 | 郁子 | 第212回 |
| 朝蝉と読経の声合掌す | 郁子 | 第212回 |
| 面覆ひ手洗ひうがひ街溽暑 | 暎子 | 第212回 |
| 満月に積年の手を翳したる | 暎子 | 第212回 |
| お座りとお手を教へて草の花 | 暎子 | 第212回 |
| 秋出水不安を煽る夜の鴉 | 暎子 | 第212回 |