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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 白蓮や風雨に耐へし句碑の文字 | 暎子 | 第２５８回 |
| 日々草きのふと違ふことひとつ | 暎子 | 第２５８回 |
| 苦しくば草に寄り添へ梅雨の蝶 | 暎子 | 第２５８回 |
| ペン先の割れているなり大旱 | 暎子 | 第２５８回 |
| 朝涼や夕べの雨のひとしずく | 暎子 | 第２５８回 |
| 御無沙汰の暑中見舞やガラスペン | 清美 | 第２５８回 |
| 渋滞の梅雨雲抜かし行く車窓 | 清美 | 第２５８回 |
| 宵山や雨止むを待つアールグレイ | 清美 | 第２５８回 |
| 夏風邪や独り身でないありがたさ | 清美 | 第２５８回 |
| 雷鳴や古き塔婆のお焚き上げ | 清美 | 第２５８回 |
| 夏きたり昼寝うとうと暇つぶし | 郁子 | 第２５７回 |
| 梅雨入りて豪雨に合ひて家路行く | 郁子 | 第２５７回 |
| 父の日に贈り物なし手を合す | 郁子 | 第２５７回 |
| サングラスぼやつく景色ちらつく目 | 郁子 | 第２５７回 |
| 水郷にファッション揺れて菖蒲ゆれ | 郁子 | 第２５７回 |
| 芙美子の忌波乱万丈海のごと | 郁子 | 第２５７回 |
| 梅雨最中ひまなときやろ何もせず | みやこ | 第２５７回 |
| とりどりの四葩もりのり雨あがり | みやこ | 第２５７回 |
| 夏場所の白き装束立行司 | みやこ | 第２５７回 |
| 瀬戸の海小舟たゆたふ芙美子の忌 | みやこ | 第２５７回 |
| 青嵐ノツポの秘仏垣間見る | みやこ | 第２５７回 |
| 街薄暑歩きスマホの力士かな | みやこ | 第２５７回 |
| 風薫る老人の暇食事会 | 邦子 | 第２５７回 |
| 放浪記すべてが語る芙美子の忌 | 邦子 | 第２５７回 |
| 土らつきよう一つぶづつを洗ひ上ぐ | 邦子 | 第２５７回 |
| 手毬花何を急ぐや親子づれ | 邦子 | 第２５７回 |
| 桑の実や熟して鳥の鳴き止まず | 邦子 | 第２５７回 |
| 十薬や真昼の日陰花白き | 邦子 | 第２５７回 |
| 休暇明け洗濯まわる梅雨あがる | 節子 | 第２５７回 |
| 芙美子忌やペン転がしてメニュー決め | 節子 | 第２５７回 |