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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| ラヂオから人生相談毛糸編む | 節子 | 第２１５回 |
| 閃々と星をちりばめ霜の朝 | 節子 | 第２１５回 |
| 小春日やコロナ禍宇宙へレジリエンス | 節子 | 第２１５回 |
| 雨の午後路面冷たし灯の淋し | 節子 | 第２１５回 |
| 霜菊にほのかな香り残りけり | 玲子 | 第２１５回 |
| 菰巻かれ旧街道の千本松 | 玲子 | 第２１５回 |
| 路端にかくも健気や草紅葉 | 玲子 | 第２１５回 |
| 菰巻の結びし縄はゆるぎなく | 玲子 | 第２１５回 |
| 鴨の群川の中州に日だまりに | 玲子 | 第２１５回 |
| 初霜や車内に震ふ吾一人 | 清美 | 第２１５回 |
| 飛騨川を渡り行く風山紅葉 | 清美 | 第２１５回 |
| 庭先に残るパン屑暮早し | 清美 | 第２１５回 |
| こも巻きや羽織る法被に屋号あり | 清美 | 第２１５回 |
| 御婆らの皺む笑顔や干大根 | 清美 | 第２１５回 |
| 満月や星一つ見ぬ空ネオン | 郁子 | 第２１４回 |
| 吊るし柿とろける甘さ口一杯 | 郁子 | 第２１４回 |
| 秋の沼金魚藻のほか美化される | 郁子 | 第２１４回 |
| 小鳥来る川辺の葦で大合唱 | 郁子 | 第２１４回 |
| 秋の風眼に映るもの皆俳句 | 郁子 | 第２１４回 |
| ゆるやかに風を交はして秋桜 | 暎子 | 第２１４回 |
| ぬばたまの夢はあへなき秋の沼 | 暎子 | 第２１４回 |
| 住みにくき現世秋の蟻うろうろ | 暎子 | 第２１４回 |
| かなかなや人の迷ひに付きまとふ | 暎子 | 第２１４回 |
| 強がりも一時のこといぼむしり | 暎子 | 第２１４回 |
| あれ喰べてこれ喰べて寝る九月尽 | 睦子 | 第２１４回 |
| 秋晴やビルの壁打つ命綱 | 睦子 | 第２１４回 |
| 公園の厠拝借ちちろ鳴く | 睦子 | 第２１４回 |
| カレー屋の甕に投入れ花芒 | 睦子 | 第２１４回 |
| 秋の沼ひとり去りまた一人去る | 睦子 | 第２１４回 |
| 羽ばたきの音のみ聞こゆ秋の沼 | みやこ | 第２１４回 |