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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 溝萩を投げ入れてあり手水鉢 | 暎子 | 第２４７回 |
| ＡＩに介護されたる夢晩夏 | 暎子 | 第２４７回 |
| 遠雷の届かぬ音を聞いており | 暎子 | 第２４７回 |
| 次世代へ繋ぐ語り部原爆忌 | 暎子 | 第２４７回 |
| 千屈菜や池の小さな島に咲く | 邦子 | 第２４７回 |
| 新生姜うつすら紅をたくわへて | 邦子 | 第２４７回 |
| 向日葵や小さなピアノ発表会 | 邦子 | 第２４７回 |
| 遠花火スカイツリーも移し出し | 邦子 | 第２４７回 |
| 忘れまじ尋ねしドーム原爆忌 | 邦子 | 第２４７回 |
| 蓮の花今日は遠出の朝散歩 | 清美 | 第２４６回 |
| 子の数に合わぬ大きさ真桑瓜 | 清美 | 第２４６回 |
| 苔むしてケルンに宿る守り神 | 清美 | 第２４６回 |
| 食べ頃を店主熱弁夏盛 | 清美 | 第２４６回 |
| お日様に胸張るごとし紅芙蓉 | 清美 | 第２４６回 |
| 振り上げて最後の別れ夏帽子 | 忠文 | 第２４６回 |
| 植え継ぎの四葩小さく雨に咲く | 忠文 | 第２４６回 |
| ケルン積みつつ雲行きを眺めたり | 忠文 | 第２４６回 |
| 荒風の淵が燕の生くる場所 | 忠文 | 第２４６回 |
| 絶壁を一直線に滝となる | 忠文 | 第２４６回 |
| 鯉の池淵を彩り半夏生 | 郁子 | 第２４６回 |
| ケルン積み祈る心に山の神 | 郁子 | 第２４６回 |
| 玉葱を刻み涙をごまかして | 郁子 | 第２４６回 |
| 海風に髪逆立てて船料理 | 郁子 | 第２４６回 |
| 日傘追ひ呼び止め見れば人違ひ | 郁子 | 第２４６回 |
| 町なかの富士塚詣でケルン積む | 玲子 | 第２４６回 |
| 納骨の朝や郭公谺して | 玲子 | 第２４６回 |
| カンナ燃ゆ未完のままの別れかな | 玲子 | 第２４６回 |
| 筑波辺に生きていくとせ雲の峰 | 玲子 | 第２４６回 |
| つくづくと生きて欲しいと蝉しぐれ | 玲子 | 第２４６回 |
| 石楠花や峡の山霧晴れんとす | みやこ | 第２４６回 |