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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 地球といふ病める星あり流れ星 | 暎子 | 第２２４回 |
| 龍淵に潜みて風の静かなる | 暎子 | 第２２４回 |
| 秋の蝉悔ひなき姿ころがりて | 暎子 | 第２２４回 |
| もの言へることが幸せ星流る | 睦子 | 第２２４回 |
| 鳳仙花低く物干す我背丈 | 睦子 | 第２２４回 |
| みんみんや言わねば何も伝わらぬ | 睦子 | 第２２４回 |
| 原爆忌水を大事に飲み干せり | 睦子 | 第２２４回 |
| 盆の月もう重からぬ高さかな | 睦子 | 第２２４回 |
| 星飛んで漁火ひとつすうと消へ | みやこ | 第２２４回 |
| 銀漢や知床を跳ぶ白き鯱 | みやこ | 第２２４回 |
| 願はくばもつとゆつくり流れ星 | みやこ | 第２２４回 |
| 雨雲の居座る出雲ねむの花 | みやこ | 第２２４回 |
| 雨止んで天地満たす蝉時雨 | みやこ | 第２２４回 |
| 星流るる言葉とならぬ速さかな | 邦子 | 第２２４回 |
| みんみんに背中を押され水旨し | 邦子 | 第２２４回 |
| 虹二重娘の誕生日メール来て | 邦子 | 第２２４回 |
| 梅雨晴間待望の富士美しき | 邦子 | 第２２４回 |
| 秋立つや猫の横たふ駐車場 | 邦子 | 第２２４回 |
| 星凉し駅のホームの薄明り | 節子 | 第２２４回 |
| 八草草に露ひとつづつ留まりけり | 節子 | 第２２４回 |
| 野分跡倒れしものの花を見ず | 節子 | 第２２４回 |
| 神々の使者かも知れぬ流れ星 | 節子 | 第２２４回 |
| 五輪の輪次世代へ継ぐ虹の輪へ | 節子 | 第２２４回 |
| 憂きことの多かりし日々酔芙蓉 | 玲子 | 第２２４回 |
| 自粛して予定も未定秋惜しむ | 玲子 | 第２２４回 |
| 母の忌はこの秋最後三十年祭 | 玲子 | 第２２４回 |
| 今朝咲きし朝顔一輪かけ花に | 玲子 | 第２２４回 |
| 朝顔と言ふ使者が来て風立ちぬ | 玲子 | 第２２４回 |
| これからもアイスコーヒーアイスティ | 忠文 | 第２２３回 |
| 鷺草の二羽が一つの風に揺れ | 忠文 | 第２２３回 |