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| 作品 | 作者 | 開催回 |
|---|---|---|
| 干からびた蚯蚓照りつける公園 | 暎子 | 第２７０回 |
| その中身口論未満はたた神 | 暎子 | 第２７０回 |
| まずガブリ口潤して氷水 | 暎子 | 第２７０回 |
| 滴りや水のリズムと土の香と | 暎子 | 第２７０回 |
| 鉢トマト水を欲して夜も昼も | 暎子 | 第２７０回 |
| 夕焼け雲今日締めくくるありがとう | 清美 | 第２７０回 |
| 蝉時雨あずまや響く大合唱 | 清美 | 第２７０回 |
| 青空を押し退け前へ夏の雲 | 清美 | 第２７０回 |
| 風鈴の鳴るたび心晴れゆけり | 清美 | 第２７０回 |
| 氷菓子部活帰りの女子トーク | 清美 | 第２７０回 |
| 岩上に並ぶサンダル夏の川 | 忠文 | 第２７０回 |
| 紫陽花や朝事参りの道のきは | 忠文 | 第２７０回 |
| 鹿の子の親の日陰に入り憩ふ | 忠文 | 第２７０回 |
| 花菖蒲小ぶりに咲いて一年目 | 忠文 | 第２７０回 |
| 氷菓子舐めて喧嘩の苦き味 | 忠文 | 第２７０回 |
| 鮎解禁つり天狗達友釣りか | 郁子 | 第２６９回 |
| 半夏生水辺に白く水鏡 | 郁子 | 第２６９回 |
| 体力の英気養ふ夏の山 | 郁子 | 第２６９回 |
| 露に入り苔寺の苔深みどり | 郁子 | 第２６９回 |
| 花柘榴こぼれ石段華やかに | 郁子 | 第２６９回 |
| 水際に眩しき白色半夏生 | 邦子 | 第２６９回 |
| あじさいや古き街並み陶器市 | 邦子 | 第２６９回 |
| 飽かず見るサービスエリアの燕の子 | 邦子 | 第２６９回 |
| 早苗田やグリーンロードのど真ん中 | 邦子 | 第２６９回 |
| 鮎釣りや釣つては放しまた放す | 邦子 | 第２６９回 |
| 半夏生認知検査に挑戦す | 節子 | 第２６９回 |
| 梅の雨待合室の軽音楽 | 節子 | 第２６９回 |
| 十薬の十字の祈り海を越えよ | 節子 | 第２６９回 |
| 薔薇咲くやラ・カンパネラの音の色 | 節子 | 第２６９回 |
| 梅雨入りや鍋釜やかんピカピカに | 節子 | 第２６９回 |