一句一句に込められた作者の心象風景を読み解くのが、楽しみの句会。今月も、良い句がたくさん生まれました。
これまでの作品をランダムで10句表示しています。
句会に一緒に参加しているような気分で、ぜひ作品を鑑賞ください。

作品作者
十薬や真昼の日陰花白き邦子
明易しペンにぎりしめ一句欲し邦子
鉦叩パンドラ開き闇紡ぎ節子
振り上げて最後の別れ夏帽子忠文
右頬に芒種の土の汚れかな忠文
爽やかに鳥の声きく湖畔かな郁子
ふきのたう植ゑる故郷引き寄せる暎子
お喋りな猫ゐて梅雨を忘れけり睦子
何処から来いずこへ去りぬ鬼やんま節子
届かざる団扇の風の雑魚寝かな清美